もくじ
F-1ビザのオキテ!
ここではアメリカにおけるF-1ビザ申請の掟について説明します。
ただし、基本的な情報はアメリカ大使館のホームページや留学サイトでもたくさんありますので、ここではうまくアメリカ大使館の申請を通るコツ。
つまり申請許可率を高めるための方法についてご紹介いたします。
ちなみに..
F-1ビザはアメリカ内の教育機関に、
フルタイム(週18時間以上の授業時間数)で授業を受ける人は、
他滞在許可のないすべての人が申請する必要があります。
この申請自体、手間はかかるものの数年前までは日本人であればほぼ申請者全員の方が申請許可されていました。
2007年の数字で言えば初回申請で97%の人が許可されていたようです。
もし、これを読んでいるあなたも、犯罪歴がない、帰化した日本人でない、
結婚適齢期でないなど、いくつかの要件さえクリアしていればほとんどの方がほぼ許可は得られています。
じゃあ、なぜワザワザここで私がこのようなこと書くかというと、
最近はアメリカが失業率を下げようと、ビザに対しての締め付けが厳しくなっているからです。
アメリカF-1(学生)ビザ申請成功の法則
私は自分のF-1(学生)ビザ申請も含め、
仕事がら数千人のビザ申請をお手伝いしてきました。
とりわけ08年に日本に支社を出してからは、本当に数多くの例を手掛け、
今では自分でビザ申請をして落ちてしまった人や他留学エージェントを使って落ちてしまった人の駆け込み寺的に連絡がきます。
どういう人が落ちるの?!
結果、どういう人が落ちるのか、どうすれば落ちないのか?が大体分かっています。
以下で紹介するのは私や一緒に働くスタッフが経験を通じて得たアメリカF-1ビザ取得、成功の法則です。
アメリカF-1ビザの取得にあたって、私たちは米国大使館、領事館に行き、必要書類を提出、そして面接を受けるわけです。(面接免除の方の話は省きます)
ここで考えていただきたいのが、
「アメリカ政府は何を持って申請の可否を決めるか?」という点。
アメリカ政府と私たちの接点は?何をもとに判断としている?
そう、それは「申請書類」と「面接」です。
この「何を提出するか」、「面接での発言」でアメリカ側の判断基準にそっているというのを証明することが重要となります。
アメリカ側が何をみているか。その判断基準は?
判断基準を理解する
アメリカ人移民官が見るポイントは
「申請者はアメリカにとって利益をもたらすか否か?」
これに尽きます。
例えば、お金持ちのA君と、貧しいB君。
アメリカはどっちに来て欲しいかと言うと、、、当然A君です。
お金持ちがアメリカ内でお金を使ってくれることをアメリカは当然歓迎します。
逆に、貧しいB君を入れるとアメリカ国内で仕事をしないかと疑われ、
審査が厳しくなるのです。
アメリカは移民の国ですが、911以降多国籍の方の入国にはかなり厳しくなっています。
治安面もさることながら、外国人の入国が増えるとアメリカ人の仕事がなくなり、失業率が高まるのを恐れているのです。
まとめ
まとめます。細かいことを言うとキリがないので大きく3点。
アメリカに利をもたらす人とは・・・
1)アメリカで学ぶ適切な理由がある人か?
=しっかりと勉強、学業に集中するし、学校にお金を落としてくれる。
2)留学資金が十分にある人か?
=アメリカ人の仕事を奪わないか?
3)アメリカに居座らないか?ちゃんと日本に帰るか?
つまりこれを証明する書類を提出すると良いのです。
場合によってはアメリカ側が求める書類以外にも追加して書類を提出する、
または面接で伝えることがアメリカF-1ビザ取得の攻略のポイントです。
【参考】アメリカビザ申請の基本情報はこちら。
在日アメリカ大使館
成功する留学のアメリカビザ取得の概要
【2019年2月1日更新】