ロサンゼルスのコミュニティカレッジの学費は果たして安いのか?
留学先として人気のニューヨーク、ハワイ、ロサンゼルスのコミュニティカレッジを、比較してみました。
コミュニティカレッジの仕組みとして、必修科目や選択科目、一般教養を組み合わせて基本的に 60単位を取得すれば卒業可能 です。
留学生としてフルタイムで在籍するには、1学期に少なくとも12単位以上の履修が必要なため、年間24単位取得した場合の1年間の費用を目安に比較します。
もくじ
1.ロサンゼルスのコミュニティカレッジ
1-1: 授業料
数あるコミュニティカレッジの中でも人気なのがサンタモニカカレッジ(Santa Monica Collegeこと、SMC)。
ロサンゼルスの中でも治安のよいエリアに位置し、キャンパス施設や設備も綺麗なカレッジなので、ロサンゼルスのコミュニティカレッジの中では授業料は高い方です。
ズバリ、年間$9,048~(1単位$377)。
1-2: 生活費
ロサンゼルスの家賃相場は年々上がっていますが、月$1,200とみて計算すると、食費や保険料、交通費や交際費などを入れてざっくりと$2,000ほどが1か月の生活費の目安となります。
年間で計算すると、$24,000。
上記、授業料と生活費を合算すると、$33,048。1ドル115円で計算すると、約380万円が年間必要経費です。
ロサンゼルスの中でも、安いカレッジはどこか?詳しく知りたい方はこちらへ
https://www.los-info.com/post-5996
2.ニューヨークのコミュニティカレッジ
2-1: 授業料
ニューヨークでのカレッジ留学を検討中の方は聞いたことがあるかもしれない、ボローオブマンハッタンコミュニティカレッジ(通称BMCC)。
こちらはタイムズスクエアからメトロ(地下鉄)で20分ほど南下した、ロウアーマンハッタンに位置するカレッジです。教室によってはハドソン川が見えるとのこと:)
気になる授業料は、年間$7,680~(1単位$320)。
2-2: 生活費
ニューヨークも、生活費は高いです…!
それなりに綺麗なシェアハウスを念頭に、家賃を月$1,400とみて計算します。外食をするとニューヨークはロサンゼルスよりも高めなことが多いので、食費や交際費、その他含めて$2,400ほどは1か月にかかってきます。
となると、年間の生活費は$28,800。
授業料と生活費の合算は、$36,480となり、円にすると約420万円が必要です。
3.ハワイのコミュニティカレッジ
3-1: 授業料
ハワイ州全体の人口のうち約8割が住んでいるとされているオアフ島の、ダイアモンドヘッドのふもとにあるカレッジ、カピオラニコミュニティカレッジ(Kapiolani Community College)。
ハワイでのコミュニティカレッジ進学先として、最も留学生に選ばれている学校です。
授業料は、年間$8,280~(1単位$345)。
3-2: 生活費
コロナの影響もあり波はありますが、ホノルル付近の家賃相場は約$1,300と言われています。その他食費等含めて約$2,100ほどはかかります。
年間で計算すると、$25,200。
授業料と生活費を合わせると、$33,480、つまり約385万円かかります。
4.まとめ
授業料だけで比較すると、3州の中でニューヨークのコミュニティカレッジが一番安い結果となりましたが、生活費も合わせると、ハワイと僅差で ロサンゼルスのコミュニティカレッジが安い、という結果になりました。
生活費に関しては、家探しをする時のタイミングやめぐり合わせなどでも大きく前後しますし、食費に関しても、外食・自炊の頻度で結構個人差が出てきます。
少し田舎の学校を選ぶと、学費を抑えられるケースもありますが、その環境が合うか合わないかは本当に人それぞれです。
英語漬けの環境で勉強に全力を注げる人もいれば、ちょっとした息抜きや、自分の原点に立ち返ることのできる日本食が大きな支えになる人もいます。
長い目で見て、本当に自分に合った学校選びをしていきたいものです^^
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更新日:2022年1月21日