スーパーでお酒を買う時、飲食店でお酒を注文するとき、バーやクラブでのエントランス、様々なシチュエーションで身分証提示を求められるロサンゼルス。アメリカの運転免証をない人はパスポートを持参する機会が多いと思いますが、もしパスポートが紛失・盗難にあったらどうしたらいいでしょうか?
もくじ
パスポート申請から取得までの流れ
昨年末、パスポートが盗難に遭い申請したばかりの私がパスポート取得までの流れをお伝えします。早速いってみましょう。
パスポートが盗難にあったら
まず警察へ行き盗難証明書を発行してもらいます(ポリスレポート)
ロサンゼルス領事館でパスポート申請をする
パスポートが紛失、盗難にあった場合まずはロサンゼルス領事館で紛失届を提出、その後新規パスポート発給手続きを行います。
パスポート紛失届に必要な書類
・警察発行の盗難証明書(盗難の場合)
・6ヶ月以内に撮影したパスポート用写真
※紛失一般旅券等届出書は領事館のウェブサイトでダウンロードができますが、領事館内にも用紙はあるので現地でも記入が可能。
新規パスポート発給、必要書類
パスポート紛失届と同時にパスポート発給申請を行います。
・6ヶ月以内に撮影したパスポート用写真(紛失届用とは別の新しい写真)
・6ヶ月以内に取得した戸籍抄本(謄本)
・有効な在米資格を確認できるもの(永住権、ビザ、I-20)
・現住所が確認できるもの(運転免許証、本人宛の郵便物、チェックブックなど)
パスポート申請費用
■5年有効 $100
■10年有効 $145
※現金のみ
※未成年は5年用のみ申請可。
※2020年3月31日までの費用となります。その後費用改定の可能性あり。
発給までにかかる日数
約1週間。申請者本人が領事館に出向く必要あり。
帰国のための渡航書について
緊急で日本へ帰国する予定のある方は新規パスポート発給ではなく、帰国のための渡航書申請を行いましょう。渡航書は日本へ入国すると効力は失効します。また渡航書は日本へ帰国が目的となるので他の国へ入国することはできません。
渡航書発給、必要書類
・6ヶ月以内に撮影したパスポート用写真(紛失届とは別の写真)
・航空券または予約確認書(搭乗者、搭乗日、便名が確認できるもの)
・6ヶ月以内に取得した戸籍抄本(謄本)
・有効な在米資格を確認できるもの(永住権、ビザ、I-20、旅行者はESTAの控え、往復航空券の確認ができるもの)
・現住所が確認できるもの(運転免許証、本人宛の郵便物、チェックブックなど、旅行者は滞在先名、住所、電話番号を記入)
・紛失届(盗難、紛失した人のみ)
渡航書申請費用
$23(現金のみ)
渡航書の交付
帰国便出発日の前日に交付されます。
ロサンゼルス領事館での注意点
いくつか気をつける点がありますので事前にチェックをしておきましょう。
身分証を提出
ロサンゼルス領事館はビル内の1フロアにあります。まずは1回の受付で身分証を提出し、17階へ行く旨を伝えます。シールタイプの名札を渡されるのでそれを胸元に貼り、エレベーターで17階へ上がります。
荷物検査
17階にある領事館へ到着すると入口で荷物チェックがあります。その後身体チェック。
お手洗いに行く際は
領事館の係りの方にお手洗いのカギを開けてもらう必要がありますので、行く際は一声かけましょう。
ロサンゼルス領事館の場所、営業時間
■所在地
ロサンゼルス日本国総領事館(Consulate General of Japan)
350 South Grand Ave, Suite 1700, Los Angeles CA 90071
■営業時間
受付時間:9:30-12:00/13:00-16:30
土日祝日は休館
※電話対応は9:30-17:00
■電話番号
213-617-6700
その他やるべきこと
旅行者(ESTA保持者)で海外旅行傷害保険に加入している方は保険会社に連絡をし補償内容を確認しましょう。弊社では様々なサポートを提供しております。ロサンゼルス滞在中に困ったことが起きた際もお気軽にご相談くださいませ。