ロサンゼルスLAでホームステイ

ホームステイで家族の一員になれるってどういうこと?滞在後のホストと留学生の現在。

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以前、家族の一員になれるホームステイとして、ジャックリーンJacquelineさんのお宅を紹介しました。その時の記事はこちらです。
http://www.los-info.com/post-1054

このご家庭に滞在していたマイさんとジャックリーンさんは現在どのようになっているのでしょう?今でも関係性が続いている2人のその後の様子をマイさんに語ってもらいました。

家族とは信頼ができ、安心して相談ができるもの

私にとって家族というのは、お互い率直になんでも話せて、信頼できるということ、そして顔をみたり声を聞くとほっとする存在のことです。

ロサンゼルスに来てから1週間ジャックリーンさんのもとで滞在したのですが、退居してから半年ほど経ってからも、ふとした時に元気にしてるか?と電話やメッセージをくれて、気にかけてくれます。

先日は一緒にレストランへ行って、最近どう過ごしているのか近況報告をし合い、初心に帰って自分の留学生活を見直すことができました。

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ジャックリーンさんとレストランへ

日本から遠く離れて新しい環境に身を置くと、目先の誘惑にとらわれて本来の目的を見失ってしまうこともありますが、ジャックリーンさんと話すと毎度より良い方向へと導かれます。

やりたいことがあるのに何かがひっかかって実行に移せていないものがあるとき、「ロサンゼルスでピアノの先生がしたいんだけどなぁ」と何気なく言うと、「やればいいじゃない。」と背中を押してくれて、新しい一歩を踏み出すことができました。

日本の家族や友達に、聞いてほしかったり、何か相談に乗ってほしいことがあるとき、時差のせいでなかなか時間が合わなくて、もやもやすることがありました。

そんな時でもすぐ会える距離にいて信頼ができ、親身になって話を聞いてくれ、心を落ち着けてくれる存在が同じロサンゼルス内にいると思うとすごく安心します。

親に言うと心配するかもしれないな・・・と思うことでも、ジャックリーンさんに相談すれば、どう言えば親はどんなことを心配しているのかとか、どうすれば納得してくれるのかとかもわかります。

また、英語に関して質問がある時も、根気よく教えてくれます。こういう時、アメリカ人なら何て言うの?という場面やスラング英語、慣用語の正しい使い方も教えてくれます。ただ、彼女自身はあまりスラング英語が好きではないので、乱用には注意です(笑)

日本の母と仲良くなる、ロサンゼルスの母

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ジャックリーンさんと母

つい先日、私の母がロサンゼルスに遊びに来た時も、ジャックリーンさんはぜひ会いたいと言ってくれて、ダウンタウンまで買い物に連れて行ってくれました。

母はダウンタウンの、しかも地元の人だからこそ知っているような場所に連れて行ってもらって、お洒落なジャックリーンさんに素敵なネックレスも見つけてもらいました。メキシコ料理を食べてとても良い一日だったと言っていました。

英語力について、会う前はとても心配していた母ですが、ジャックリーンさんは一生懸命話を聞いてくれました。わかりやすい単語を選びながら、わからないところは説明しながら会話をしてくれたおかげで、とても楽しく、もう英語ペラペラになったかのような気分になれたそうです。

ジャックリーンさんもまた遊びに来てほしいと言っていて、母はアメリカに友達ができたと大変感激しておりました。

それは私にとっても嬉しいことで、母にとっても家族ぐるみで仲良くなれるアメリカの母がいるおかげで、とても安心していました。次アメリカへ来ることを楽しみに日本へと帰って行きました。

娘の恩返しがしたい

ジャックリーンさんがホストファミリーを始められたきっかけは、彼女の娘さんであるポーラPaulaさんの経験にありました。ポーラさんがスイスの大学へ留学した時、現地の人たちがとてもよくしてくれ感動したそうです。

ポーラさんが学校内の食堂でアルバイトしていた時も、大学生たちもとても優しかったそうです。留学先で現地人とのコミュニケーションがどれだけ大切で、時には大きな助けとなり、やる気につながるのか目の当たりにされました。

その人たちへの感謝の気持ちが忘れられなかったジャックリーンさんは、ある日近所の人からホストファミリーをやらないかと声をかけられたのが始まりでした。恩返しができると思い、すぐに受け入れを開始しました。

最初に受け入れしたのが日本人の女の子で、彼女は1年間滞在していました。文化も違えば考え方も違う彼女との生活はとても楽しかったらしく、それ以来15年以上もホストを続けています。

ジャックリーンさんは100人近くもの留学生を受け入れてきているのに、必ず一人一人とのエピソードを覚えています。留学生の写真を全て撮っており、一部を見せてもらったのですが、本当に一人につき2~3分ほどは話してくれたのでちょっと疲れてしまったほどでした。(笑)

またジャックリーンさんは、どんな留学生に対しても、一生懸命コミュニケーションを取ろうとしてくれます。波長が合って、すごく仲良くなれるホストはたくさんいても、どの生徒さんに対しても積極的にコミュニケーションを取り、ちゃんと歩み寄ろうとしてくれるホストファミリーは多くない気がします。

滞在中は、「アメリカのお母さんだと思ってね~!」と言ってくれる人はいても、本当に心から歩み寄り、滞在後も“アメリカのお母さん”であり続けられる存在って、とてもありがたいものだと思います。

自閉症の子どもも懐く、ジャックリーンさんの根気強さ

そんなジャックリーンさんの根気の良さと懐の深さは、彼女が以前仕事にしていた保育園での経験からきているのだと思います。背中を痛めてから保育園の仕事はされていないそうですが、どんな人見知りの子供も彼女には懐き、不思議がるお母さんが何人もいたそうです。

預かっていたお子さんの中には、軽い自閉症を患う兄弟もいました。両親しか受け入れることのできなかった彼らと信頼関係を築くため、彼女は自閉症について勉強し、どうすれば彼らと世界を共有することができるのか試行錯誤されました。

クジラが大好きだということに気づいた日から、クジラの絵を一緒に書いて遊んだり、彼女の広い部屋でレゴで遊んだりしていくうちに彼らはジャックリーンさんのことを受け入れ始め、彼らが大人になった今でもまだ連絡を取り合っています。

宿題もなかなかできず、毎日少しずつ一緒にやっていた彼らですが、高校も卒業し今ではカレッジの特別クラスで勉強をしているそうです。

より大きく物事を考えよう。留学生の背中を押してくれるジャックリーンさん

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ジャックリーンさんが留学生に必ず伝えることは、「より大きく考えること Think Bigger」。数々の日本人の留学生を受け入れてきたジャックリーンさんは、日本の良いところも悪いところも、普通のアメリカ人より知っています。

ある日本人の女の子を受け入れた時、彼女はパイロットになりたいという夢をひそかに持っていたのですが、パイロットはまだまだ男性社会ということで、なかなか行動に起こせていなかったそうです。

ですが、ジャックリーンさんのもとでホームステイをし、彼女がそっと背中を押してくれたおかげで、受けるのを怖がっていた飛行テストにも挑戦し、日本初のパイロットになるんだと張り切っていたそうです。

そんな彼女は今、アメリカ人男性と結婚し、幸せに暮らしているそうです。人生何があるかわかりません。

日本を飛び出し、新しい世界で新しい自分に挑戦している留学生をあたたかく見守り、時にはポンと背中を押してくれるジャックリーンさんの存在は、留学生活をまた少し刺激的なものにしてくれること間違いなしです。

まとめ

ホストとどのような関係を築くか、それは留学生次第ですが、もしホストと家族の一員として関係を作りたいのであればジャックリーンさんのお宅でしょう。

ジャックリーンさんは全ての留学生を家族の一員として受け入れてくれます。そして、家族がいるという心の拠り所があるということがより一層留学生活を有意義なものにしてくれることでしょう。

yosuke

ロサンゼルス滞在歴13年で、ロサンゼルス留学情報館の経営者。ほぼ毎週学校を周っています。 小学生の娘を20以上のサマーキャンプ、ウィンターキャンプに送っているので、お子さんにピッタリのキャンプ選びをお手伝いできます。 また娘は公立、私立、日本語補習校と3つの学校の経験もあるので、親の視点から見たベストの学校選びをお手伝いします。

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