ロサンゼルス治安の掟
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みんな知ってるロサンゼルスの掟を伝授!
最低限知っておきたいロサンゼルスの基本情報
ロサンゼルス治安の掟

ロサンゼルスの治安はどうなんだろう?
住むエリアを間違えて犯罪に巻き込まれないだろうか?

そのような心配をされている方、どこどこが危ないよー。どこどこが安全だよ。
そんな噂や感情で住むエリアや活動エリアを決めるのは早急だと思います。

例えば、良く「ロサンゼルスのロングビーチは黒人が多く危ないエリア」、という言葉を耳にします。

はじめは私もそれを信じてトーランスに住んでおりました。職場がロングビーチなのにあえて避けていました。

でも実際に働いてみると全然治安悪くない。

ダウンタウンの本当に治安の悪いところに比べると全然安全。

そこで、いろいろと調べてみると、確かにロングビーチには治安の悪いエリアは点在する。
でもそれは点在するだけで、ロングビーチの全てのエリアが治安の悪いわけではない。

ここでは何が言いたいかというと、
人の言うことは参考までに聞いておくまでにして、それをそのまま鵜呑みにするのは止めようということ。

ちゃんと統計数字や事実を把握しておくこが大切。

という分けで以下に統計数字をこれから並べていきますが、
初めに私の主観で日本人多いのエリアの治安の悪さを私が勝手に評価してみます。

「人の意見を鵜呑みにするな」と言っておいて矛盾していますが、
あえて完全に主観で評価します(笑)

※評価は10段階評価、安全であるほど高い数字を入れています。

エリア
評価
ダウンタウン
2〜6
トーランス   
6〜8
ガーデナ   
3〜7
ウェストエルエー、サンタモニカ
4〜8
パサデナ、アルハンブラ 
5〜7
コスタメサ、アーバインエリア
6〜9

この数字だけを鵜呑みにしてはいけませんよ。
実際の数字を評価したい人はさらっと以下を読み飛ばしてみましょう。



ロサンゼルスの犯罪統計を分析

ここでは実際に犯罪統計をみて治安の分析してみます。
ロサンゼルスは危ないエリアなのでしょうか?

まず2003年のロサンゼルス警察の報告から全体像をみてみましょう。

■1994年〜2003年にかけてロサンゼルスで起こる殺人やレイプなどの犯罪件数は282,264件から182,449件まで減少。約35%減少。
■1994年〜2003年にかけてロサンゼルスで起こる殺人事件は850から515に減少。約40%減少。

上記はあくまでも統計の一部ですが、殺人とレイプは治安を示す大きな指標。
全体の犯罪件数から見ると、ロサンゼルスの治安はここ数年は良くなってきているということが言えます。

<ロサンゼルス警察の年間別犯罪件数推移より>


エリア別に犯罪件数を見る

【ロサンゼルスで支局別統計、最も治安の良いエリア】
HOLLYWOOD、WILSHIRE、WEST L.A.、PACIFICエリアを指すWEST BUREAUが最も安全なエリアで8532件の犯罪件数。
中でもWEST L.Aがロサンゼルスの中で最も犯罪が少なく1413件で、HARBOR、HOLLENBECKと続く。

【ロサンゼルスで支局別統計、最も治安の悪いエリア】
VAN NUYS・WEST VALLEY・NO. HOLLYWOOD・FOOTHILL・DEVONSHIREを指すVALLEY BUREAUエリア。
犯罪件数もWEST BUREAUの約倍近い、14,558件の犯罪が起きている。
最も犯罪が多いのがWEST VALLEYで3368件。続いて77TH STREET、DEVONSHIREと来る。



自分の住むエリアの治安は?犯罪統計から分析してみよう

まず下記の表をみてもらいたい。下記の表はエリア別の空き巣犯罪の件数表だ。
表をみて自分の居住エリアの治安はどうかを見てみよう。

自分の住んでいるエリアが分からない場合は下記のホームページより調べられます。
ロサンゼルス警察のホームページ(ロサンゼルス地区のみ)

見てもらえればわかるとおり、治安の悪いエリアのひとつとも言われているDown Townは意外に空き巣に関しては安心だということが言えるだろう。
オフィスが多いからとも言えるかもしれないけど・・・トーランスも下記の表を見る限りでは空き巣に関する被害は少ないみたいだね。
なんて見ていると面白い。

もっと詳しくみたい場合はロサンゼルス警察の年間別犯罪件数推移をみて犯罪別に比べてみると面白い。
またその他のエリアの犯罪件数なども警察署のホームページに行けば調べられるのでぜひみてみよう。

なお、1994年から2002年までのカルフォルニア州の犯罪件数の統計が調べられるサイトも便利だ。これはカルフォルニア州全域をカバーしている。
Geospatial&Statical Date

Total Number of Burglaries and Attempt Burglaries
by Bureau/Community Police Station 1999
  Number Burglaries % of City  
Central
Rampart
Hollenbeck
Northeast
Newton
709(安全!)
1,064
714
1,046
926
3%
5%
3%
5%
4%
Down Town
Central Bureau 4,459 21%  
Southwest
Harbor
77th Street
Southeast
1,248
1,041
1,273
1,326
6%
5%
6%
6%
Torrance
South Bureau 4,888 23%  
Hollywood
Wilshire
West LA
Pacific
1,013
1,454
972
1,152
5%
7%
5%
5%
 
West Bureau 4,591 21%  
Van Nuys
West Valley
N Hollywood
Foothill
Devonshire
1,421
1,796
1,244
1,192
1,789(危険!)
7%
8%
6%
6%
8%
 
Valley Bureau 7,442 35%  
Total all Bureaus 21,380 100%  
ロサンゼルス警察のホームページより
 

Yoheiの個人的な意見

「ロサンゼルスは10年前に比べてかなり犯罪も減っているし、日本人コミュニティーが発達しているのでかなり住みやすいエリア。
とは言ってもここはアメリカ。極力治安の悪いエリアにはひとりで行かないようにしよう・・・・・・」

というのが安全を第一に考えた一般的な意見。

でも私はちょっと違う意見を持っている。

「今、アメリカにある銃の数は約2億5千万。国民約1人に1丁」
「2002年に銃撃で2万8000人以上が生命を落とした」
「アメリカの刑務所はここ10年で倍増140人に1人が刑務所にいる」

こんなことを聞いたらぞっとする。
だからみんなアメリカは危険だ危険だと騒ぎ立てる。

でも実は、銃を持っていると言ってもみんな護身用で持っているわけで、普段持ち歩いてるような人は皆無に近い。

実際の銃の所有世帯は6000万世帯。約4分の1程度。
しかもみんな家に置いて持ち歩いているわけではない。

さらに言うならば銃で「2万8千人以上が生命を落とした」と言うけれど、これは自殺や家族や親戚より殺されるケースも多い。
実際に殺人で殺された数は私たちが考えるよりも少ない。

普通に生活していて銃で打たれることなんてまずない。
銃社会とマスコミが問題であって、個々人に関しては恐れる必要はない。

刑務所の増加に関してもアメリカはビジネスの国だから民間運営している刑務所も多い。
つまりビジネスとして儲かるから刑務所は増えているが、上記の統計を見れば実際の犯罪数は減っていることがわかる。

結論
アメリカでは犯罪が起こるとすぐに「治安が悪くなった」とマスコミが反応する。
それが日本人ならなおさら。でもあまり大げさにとらえなくてもいいと思う。

もちろんアメリカは日本ほど治安は良くない。それはデータを見ればわかるよ。
でも私は、それよりこれらのことを過分に恐れ、自分らしい生活、エキサイティングなチャンスを逃す方が心配。

特に英語力を伸ばそうと思ったらやっぱり現地人に溶け込まないとなかなか上達しない。
それを考えると、もちろん細心の注意を払うにこしたことはないが、過分な危険はあまり考えなくても良いと思う。

自分の立場をしっかりと認識する。無茶はしない。自分の行動に責任を持つ。これでいいんじゃないかなと思う。

【参考図書】
アメリカは恐怖に踊る
著者:バリ・グラスナー / 松本薫
出版社:草思社
本体価格:1,600円

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